カビ発生と抑止メカニズム

はじめに

カビによる⼈的被害が多発

  • カビによる保管荷物の損害に加え、⼈体への問題も指摘されています。
  • 借主からの損害賠償を求められるケースも続出
  • 健康被害(カビが原因の病気で年間約1千⼈が死亡)の報道

エアコンからのカビによる健康被害を指摘。
特にアスペルギルスという種類は、肺で増えて肺炎を引き起こすこともある。

カビによる⼈的被害が増加

カビの発生メカニズム

カビの胞子は常に空気中に存在していて、特定の環境が整えば「カビ」という見える形で増殖を始めます。
このカビが見える形になる条件は下記の4つです。

  • 10度から35度前後
  • チリやほこりなどの栄養分があること
  • 水分があること
  • 酸素があること
カビの発生メカニズム

結露のメカニズム

結露の原因は「寒暖差」と「湿度(湿気量)」が関係します。冷えた缶ビールを冷蔵庫から出すと、缶の表面に水滴がつきます。これも結露です。
そのほか、室外から急に室内に入るとメガネが曇る、風呂場や脱衣場の鏡が曇る、これらも結露が発生するメカニズムです。
また、断熱材を使用して温度差を下げたとしても室内の表面温度と室内との温度差からも結露し、カビは発生します。

結露は放置しておくとカビが発生します

カビは水分と適度に暖かい場所を好み、コンテナやトランクルームなどの金属製の内側は結露が多く、特に発生しやすくなっています。カビは分散しやすいように天井に発生し、水分がなくなる前に飛散します。

恐ろしいカビの被害

カビの問題は、体内に蓄積されると、アレルギー性の疾患や肺炎などを引き起こす可能性があるので、注意が必要です。

TV「世界一受けたい授業」
矢口貴志 博士(千葉大学真菌医学研究所)

エアコンからのカビによる健康被害を指摘。特にアスペルギルスという種類は、 肺で増えて肺炎を引き起こすこともある。(出典:健康被害及ぼすカビ)

TV「世界一受けたい授業」 矢口貴志 博士(千葉大学真菌医学研究所)

アスペルギルスについて

アスペルギルス属の胞子は室内外の環境中に広く存在しており、空気中や土壌、水中などに広く分布している真菌(カビの一種)です。

約180種類の内約40種が侵襲的な胞子で、免疫力が弱った人などが肺炎系の疾患の原因となります。

原因菌は病院内では観葉植物(鉢内の堆肥や土)、生花やドライフラワーの表面、花瓶の水、エアコンまたはヒーターの吹出し口、浮遊粉塵などから高頻度で検出されます。

病院改築や改装の際、院内の空気中に増加することが報告されていますが、この事は医療関係者の間でも周知されていない現状があるため、免疫力が落ちている者への予防が大切です。

カビを発生させないために

① 低熱容量特性によりカビ発生原因の結露発生を防ぐこと
② 特殊抗菌剤により不活性化作用にてカビを死滅させること

当社の技術

防露効果 忌避効果 断熱機能を高める真球中空セラミックを独自のノウハウにより隙間のない塗膜層を形成

数々の抗カビ試験結果

カビ繁殖防止試験

(大手飲食メーカーの半地下通路)

カビ繁殖防止試験

真菌に対する効果検証

(千葉大学真菌医学研究センター 矢口貴志博士)

真菌に対する効果検証

抗菌・防カビ試験

(日本食品分析センター)

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安全性能試験

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カビない倉庫 Cabyシリーズ

Cabyは世界初の技術を施し、カビの原因となる⽔滴(結露)を防ぎ、抗菌・抗カビを持続させます。

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